申し込み者の職業による評価の違い

今回のテーマは前回の「審査が甘いクレジットカード」に関連する、「○○でも審査に通りますか?」という疑問について。 申し込み者個々人の情報は「属性」と表現されますが、今回はこの属性のひとつである「職業」にスポットをあてます。

結論としては、「カード会社によって扱いは異なる」というなんともあやふやな答えになってしまいますが、 あくまで参考程度に職業別の傾向について触れていきたいと思います。

大手企業や公務員は高評価

クレジットカードの審査は、その人が信用できる人物かどうか、つまり貸したお金をしっかり返済してくれるかどうかを調査するものです。

大手企業に勤めている方であれば、突然会社が倒産して収入がなくなるといった事態に陥ることはまずありません。これは公務員にも言えることですね。 また、自己破産などをして、せっかく築いたキャリアに傷を付けるようなことはしないとも考えられます。

一方、零細企業に勤めていたり勤続年数の短い方は、急に会社がつぶれたり業績悪化の影響で解雇されるなど事態に陥るリスクがあります。 そもそも守るものも少ないので、返済に窮する状況になった時に「自己破産すればいいや」と開き直ってしまう方もいるでしょう。

あくまで「お金を貸しても大丈夫か?」という観点では、どちらが信用のある人物かどうかは明らかですよね。 これが大手企業や公務員という職業が住宅ローンやクレジットカードの審査で優遇される理由です。

新社会人は審査に通りづらい?

クレジットカードの審査では、年収だけでなく勤続年数も重要視されるため、就職したばかりの新社会人はどうしても不利です。 大手ならともかく、中小零細の新社会人の方は少なくとも入社から半年を経過してから申し込みを行うようにしてください。

ただし、中には新社会人をターゲットとしたクレジットカードも存在します。代表的なものは「三井住友VISAデビュープラスカード」と「JCB CARD EXTAGE」ですね。 いずれも初めてクレジットカードを持つ学生や新社会人向けのカードであり、勤続年数は審査にあまり影響しません。 ポイント還元率も一般カードより優遇されているので新社会人にオススメのカードです。

専業主婦(主夫)は配偶者次第

専業主婦の方は収入がないので、クレジットカードを持つことはできないのでしょうか?いえ、そんなことはありません。 配偶者に安定した収入があれば、専業主婦の方でも審査に通るクレジットカードは結構あります。

特に、スーパーや百貨店でお得に使える流通系のクレジットカードは、主婦の方でも問題なく発行できます。 代表的なのは「イオンカード」や「セゾンカード」、「セブンカードプラス」などですね。

これらのクレジットカードは、そもそも主婦層の囲い込みを目的として発行されているカードなので、専業主婦であることが理由で審査に落ちるということは絶対にありません。 店頭なら最短即日で発行できるので、今すぐクレジットカードが欲しいという方にもオススメです。

高校生でもクレジットカードが発行できる場合がある

高校生の場合、残念ながらクレジットカードを持つことはできません。基本的にクレジットカード年齢制限は18歳以上(高校生は除く)とされているからです。 しかし、家族カードなら条件付きで発行してくれるカード会社もあります。

その条件とは、海外へのホームステイや留学など、海外でクレジットカードを利用する場合。中学生を除く満15歳~18歳の高校生が対象となります。
海外留学する高校生の子供に家族カードを作ることはできますか?|三井住友カード
家族カードの申し込み条件を教えてください。|JCBカード

この条件に合致する場合は、クレジットカードの名義人である親御さんがカード会社に家族カードの発行を申請することができます。